うんちくノート

「うるう秒」とは、どんなものですか。

「うるう年」は、太陽暦と実際の地球の公転周期との誤差を調整するために、ほぼ四年に一
回、一年を三六六日にする制度である。 これと似た「うるう秒」は、一九七二年に作られ
た、まだ比較的新しい制度である。それまでは、地球の自転の動きは正確で、それをもとに
して決めた時間や時刻には誤差は生じないと考えられてきたが、最近になって原子時計が使
われはじめ、わずかな誤差が生じるようになった。 原子時計は、原子や分子が放出したり吸
収したりする電磁波が一定の周波数を持つということを利用した時計である。「うるう秒」
は、原子時計ではかった時間と地球の自転をもとにして決めた時刻との間に生じたわずかな
ずれをなくすために、一秒単位で秒を調整する制度として作られた。 うるう秒には、二三時
五九分五九秒の次に一秒追加して、「五九分六〇秒」を入れる場合と、逆に五九分五九秒を
取り除いてしまう場合とがある。うるう秒をどう実施するかは、国際時報局が決めることに
なっている。実施の時期は、一月一日または七月一日の世界時0時の直前が第一優先となっ
ている。第二優先は、四月一日か十月一日で、必要ならどの月の一日でもよいとなってい
る。うるう秒の制度ができた一九七二年以降、ほぼ毎年一回ずつ調整が行われている。

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