うんちくノート

人間はいつから家畜を飼い始めたか。

家畜とは、人間が生活に利用するために、飼いならし、改良した野生動物のことである。人
間が家畜を飼い始めたとき、それは文明へふみだす大きな一歩となった。家畜は人にために
力仕事をし、その肉は食用となったため、人間は狩りだけにたよらずにすむようになった。
そして人は決まった場所に住居をつくり、財産をたくわえ、新しい型の社会がつくられた。
これがいつはじまったかは、はっきりとはわかっていない。紀元前のことである。しかし最
初の家畜は犬だと考えられている。ついで牛、ヒツジ、ヤギ、ブタなどが飼われた。荷物を
負うラクダやヤクもふくめて、これらはみな、まず中央アジアで飼われ、それがヨーロッパ
に伝えられたのだろう。 最初のころ家畜は、まず食用にされた。ただ犬は例外で、人の狩り
の手伝いをしたといわれている。牛やヒツジ、ヤギ、ブタは肉か乳、あるいは両方を人に供
給した。やがて鳥も飼われるようになった。家禽のうちではニワトリがもっとも早く、つい
でアヒル、ガチョウがつづいた。アヒルやガチョウは古代エジプトにたくさんいたことがわ
かっている。また、ハトは肉を食べるだけでなく、聖書の時代ごろからは、伝書バトとして
使者に使われていた。 荷物をはこぶための家畜が飼われるようになったのは、牛やヒツジよ
りもあとだった。この種の家畜では、ロバとラクダが最初らしい。馬が飼われたのはもっと
あとだった。 ゾウもずいぶんむかしから飼いならされて、力仕事に使われていた。またネコ
も古代エジプトでたくさん飼われていた。これはおそらくペットとして飼われていたよう
だ。

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